文献紹介


子どもアドボカシーと当事者参画のモヤモヤとこれから~子どもの「声」を大切にする社会ってどんなこと?

栄留 里美 , 長瀬 正子 , 永野 咲 

2021年12月6日

 

アドボカシーという概念を、ここまですんなり理解できる本は初めてだ。
「寄り添う」という言葉を、子ども主権のあらゆる支援現場に取り戻してくれる一冊。
──荻上チキ氏(評論家)推薦!
内容
深刻化する児童虐待を受けて、子どもの権利保障の重要性が指摘されるが、どうすればそのような社会が実現するか未だ見通せない。本書はアドボケイト、当事者参画という視点を軸に、子どもの「声」の回復と支援に求められるエッセンスを平易な言葉で伝える。




施設訪問アドボカシーの理論と実践

~児童養護施設・障害児施設・障害者施設におけるアクションリサーチ ~ 

 

栄留 里美 , 鳥海 直美 , 堀 正嗣 , 吉池 毅志 

2022年2月18日

内容

施設の外から利用者の思いを聴き、意見や意思の表明と実現を支援していく「施設訪問アドボカシー」を、児童養護施設・障害児施設・障害者施設で実践した経験をもとに分析し、理論化をはかる。本テーマについての日本初のアクションリサーチの研究成果。




アドボカシーってなに?

栄留 里美 , 鳥海 直美 , 堀 正嗣 , 吉池 毅志  著

2021年4月12日

内容

施設で暮らす子どもや障害者の声を聴き、施設や社会に伝え反映させてゆく活動、アドボカシー。本書は、イギリスで行われている取り組みを参考に、実際に児童養護施設・障害児施設・障害者施設で2年近く試行実践した施設訪問アドボカシーの経験をふまえ、施設訪問アドボカシー活動を具体的に解説しました。試行実践で明らかになったノウハウを公開し、そこで使った活動ツールも収録しています。さらに、アドボカシーの基本をわかりやすく説明した一問一答を加えました。これからアドボカシーにとりくもうとする人たち必携のマニュアル本です。

 



子どもアドボケイト養成講座ー子どもの声を聴き権利を守るために

堀正嗣 著 2020年10月12日

内容

アドボケイトは子どもの声を大きくするマイクのような存在です。この比喩はイギリスではよく使われます。特に年齢の小さい子どもたちにアドボケイトの役割について説明をする時におもちゃのマイクを持っていって、「わたしはあなたのマイクだよ」と説明します。マイクというのは、声を大きくして伝えたい人に届ける機械です。だから、私が思っていないことや言いたくないことを勝手にマイクが話すことはありません。アドボケイトも同じように、子どもたちが言いたいこと、話したいことを大きくしておとなに届ける役割です。日本でもマイクを持ったキャラクターが登場するアドボケイトアニメ動画がつくられています。(「BOOK」データベースより)



子どもの心の声を聴くーアドボカシー入門(岩波ブックレット)
堀正嗣 著 2020年9月10日

内容

いじめや虐待など子どもを巡る社会状況が厳しさを増すなか、世界的に注目されているのが子どもアドボカシー。子どもの声を聴き、その声を社会に伝えるというものである。長年、研究と実践に携わってきた著者が、具体的にその方法を語る。

(「BOOK」データベースより)